URL
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最終更新: 2026-08-17
URL とは
URL (Uniform Resource Locator) とは、インターネット上のリソースの場所を示す文字列です。現実世界の住所が建物の場所を示すように、URL は Web 上のコンテンツの場所を示します。
ブラウザのアドレスバーに表示される https://www.example.com/page のような文字列が URL です。リンクをクリックするたびに、ブラウザはこの URL を使ってサーバーにアクセスしています。
URL の構造
URL は複数のパーツで構成されています。
https:// の部分。通信方法を指定する。https は暗号化通信、http は非暗号化通信。www.example.com の部分。Web サイトの「名前」にあたる。DNS によって IP アドレスに変換される。/page の部分。サーバー内のどのページを表示するかを指定する。このほかに、検索条件を渡す「クエリパラメータ」(?q=検索語) や、ページ内の特定位置を示す「フラグメント」(#section1) が付くこともあります。
URL の安全な読み方
フィッシング詐欺を見破るには、URL のドメイン名を正しく読むことが最も重要です。ポイントは「スキーム (://) の直後から、次のスラッシュ (/) までの部分」を確認すること。
- 本物:
https://www.amazon.co.jp/dp/...→ ドメインはamazon.co.jp - 偽物:
https://amazon.co.jp.evil.com/...→ ドメインはevil.com
読むときは右端から数えます。末尾のトップレベルドメイン (.com や .jp) と、その 1 つ左のラベルまでが登録者を表す部分です。co.jp や ne.jp のように接尾辞が 2 段になっている場合は、もう 1 つ左まで含めて読みます (amazon.co.jp なら amazon が登録者)。どこまでが接尾辞かはレジストリごとの方針で決まるため、ブラウザは Public Suffix List という一覧で境界を判定しています。それより左のラベルはサブドメインで、ドメインの持ち主が自由に増やせます。
なお、:// の直後から次の / までの間に @ がある URL では、その @ より後ろがホスト名です (@ の左側は認証情報を書く欄)。ここも偽装に使われるため、この位置に @ を見つけたら右側を確認します。それより後ろのパス部分にある @ はただの文字で (例: SNS のユーザーページ URL)、この規則の対象外です。
短縮 URL の注意点
bit.ly/xxxxx や t.co/xxxxx のような短縮 URL は、元の URL が見えないため、リダイレクト先が安全かどうか判断できません。
短縮 URL を安全に確認する方法:
- URL 展開サービスを使って、クリック前にリダイレクト先を確認する
- 信頼できる送信者からのリンクのみクリックする
URL とプライバシー
URL にはプライバシーに関わる情報が含まれることがあります。トラッキングパラメータ (?utm_source=...) は、どこからアクセスしたかを追跡するために使われます。URL をコピーして共有する際は、不要なパラメータを削除する習慣をつけると、プライバシーを守れます。
この用語についてさらに詳しく知りたい方は、URL の安全な読み方もあわせてご覧ください。
よくある誤解
- https なら安全なサイト
- https は通信が暗号化されていることを示すだけで、サイトの信頼性を保証するものではありません。詐欺サイトでも無料の SSL 証明書を取得できます。
- URL が長いほど怪しい
- URL の長さと安全性に相関はありません。正規のサイトでも商品ページなどは非常に長い URL になります。重要なのはドメイン名の確認です。
URL と URI の比較
URL
リソースの「場所」を示す。Web アドレスとして日常的に使われる。
URI
リソースの「識別子」を示す上位概念。URL は URI の一種。技術仕様では URI が正式な用語。