クラウドゲーミングは「ゲーム機がいらないゲーム」

高性能なゲーム機やゲーミング PC がなくても、最新のゲームが遊べる。それがクラウドゲーミングです。ゲームの処理はすべて遠くのサーバーで行われ、あなたのスマホやタブレットには映像だけがストリーミングで届きます。

Netflix が映画をストリーミングするように、クラウドゲーミングはゲームの映像をストリーミングします。あなたがコントローラーのボタンを押すと、その操作がサーバーに送られ、サーバーがゲームを処理して、結果の映像を送り返す。この往復が毎秒 60 回以上繰り返されています。

主なクラウドゲーミングサービス

サービス 提供元 特徴
Xbox Cloud Gaming Microsoft Game Pass Ultimate に含まれる。スマホ、タブレット、PC で利用可能
GeForce NOW NVIDIA 自分が持っている Steam のゲームをクラウドでプレイ。無料プランあり
PlayStation Plus Premium Sony PS5 のゲームを PC やスマホでストリーミング

クラウドゲーミングの仕組み

  1. あなたがコントローラーのボタンを押す
  2. 操作データがインターネット経由でサーバーに送られる (約 5〜20 ミリ秒)
  3. サーバーの GPU がゲームを処理して映像を生成する (約 5〜10 ミリ秒)
  4. 映像が圧縮されてあなたのデバイスに送り返される (約 5〜20 ミリ秒)
  5. デバイスが映像を表示する

ボタンを押してから画面に反映されるまでの合計時間 (レイテンシ) は約 30〜80 ミリ秒。格闘ゲームやシューティングゲームでは気になることがありますが、RPG やアドベンチャーゲームなら問題なく遊べます。

メリットとデメリット

メリット デメリット
高価なゲーム機が不要 安定した高速インターネットが必須
ダウンロード待ちなし 操作の遅延 (ラグ) がある
どのデバイスでも遊べる 通信量が大きい (1 時間で約 5〜10 GB)
ストレージを使わない サービス終了でゲームが遊べなくなるリスク

クラウドゲーミングに必要な回線速度

クラウドゲーミングを快適に遊ぶには、安定したインターネット回線が必要です。

  • 最低限: 下り 15 Mbps (720p で遊べる)
  • 推奨: 下り 25 Mbps 以上 (1080p で快適)
  • 理想: 下り 50 Mbps 以上 + 有線 LAN 接続 (4K で遊べる)

Wi-Fi よりも有線 LAN の方がラグが少なく安定します。Wi-Fi の仕組みを理解して、ルーターの近くでプレイするか、可能なら有線接続を使いましょう。

クラウドゲーミングの未来

5G の普及やサーバー技術の進化により、クラウドゲーミングの品質は年々向上しています。将来的には、ゲーム機という概念自体がなくなり、すべてのゲームがクラウドからストリーミングされる時代が来るかもしれません。

クラウドゲーミングをもっと知りたい人は、クラウドゲーミングの本がおすすめです。IP 確認さんで自分の回線速度を確認して、クラウドゲーミングが快適に遊べるか試してみましょう。

この記事の関連用語

クラウド インターネット経由でコンピュータ資源を借りて使うサービス。クラウドゲーミングではサーバーの GPU を借りてゲームを処理する。 ストリーミング データを受信しながら同時に再生する技術。クラウドゲーミングではゲームの映像をリアルタイムでストリーミングする。 レイテンシ 操作してから画面に反映されるまでの遅延時間。クラウドゲーミングでは 30〜80 ミリ秒が一般的。